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うさぎの換毛期について

うさぎを飼っていると、季節の変わり目にやってくる「換毛期」の大変さを実感されている方も多いのではないでしょうか。

実はこの換毛期、ただ毛が抜けるだけの時期ではなく、うさぎの健康状態に大きく関わる大切な時期でもあります。

今回は、うさぎの換毛期に起こりやすいトラブルと、その対策について、専門的な視点から解説します。


🌀換毛期とは?

うさぎは年に数回、気温や日照時間の変化に応じて被毛を生え変わらせます。

特に春と秋の年2回は「大換毛期」と呼ばれるほど、全身の毛が一気に抜け替わるため、体力の消耗が激しく、体調を崩しやすい時期でもあります。


🖌️換毛期に必須のブラッシング

うさぎは自身を舐めて綺麗にしています。そのため、換毛期にはいつもよりかなり多くの毛を飲み込んでしまうため、胃腸に毛が溜まる「毛球症」のリスクが高まります。

換毛期は週に2〜3回、できれば毎日軽くでもブラッシングをしてあげることが理想です。


🤒体調を崩したときのサインと対処法

もし換毛期に入ってから、「食欲が落ちたり、うずくまって動かない、うんちが少なくなり形がいびつ、うんちが毛で何個も連結している、室温が低くないのに耳が冷たくなっている。」このようなサインがみられたら、すぐに体調ケアが必要です。


一番大切なのは「保温」です。

ブランケットで体を巻いて、ヒーターやホッカイロを使い温めることで免疫力をサポートし、自己治癒力を高めることが出来ます。これは効果が絶大ですが長時間続けると熱中症のようにバテてしまうので、30分に1回は耳を触って状態を確認して下さい。体調が悪い時はこんなに温めててもまだ耳が冷たい!と感じます。また、耳があっっつくなっていたらクールダウンさせてください。

同時に動物病院からもらった整腸剤を与えれば効果は相乗します。


🐇回復のサイン

回復したかどうかを判断するために、うさぎの顔のそばに、大好きな食べ物を何個か置いてて下さい。体調がよくなると食べてなくなっています。

他には体動が活発になり、勝手にブランケットから出てくることもあります。


🏠ラビットハウスナイアでは

当店では、プロによるブラッシング・爪切りメニューをご用意しております(550円〜)。換毛気でたくさん毛が抜けるならしっかりブラッシングコースがおすすめです。

ご自身でのブラッシングが難しい場合や、体調面で不安がある方はぜひお気軽にご相談ください。


📝まとめ

✔ 換毛期は毛球症のリスクがある

✔ ブラッシングで予防できる

✔ 体調不良時は保温して免疫ケアが大切

✔️ 回復のサインは食欲上昇と活発な体動の現れ


換毛はうさぎだけでなく、毛のある動物には付き物です。健康を守るために、季節の変わり目には丁寧なお世話を心がけてくださいね。

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