最近めまぐるしく気温が変わりましたね(;o;)当店でも温度調整には1番気を使っています。しかし昨日から当店1の女性好きそらくんに体調不良が見られました。
【症状】
丸くうずくまり、いつもよりも苦しそう。耳が冷たく、目に活力がない。触ってもいつもと違うレスポンス。オシッコ0、うんちほぼ0。
【対応】
1日目、毛球症と判断し、アクアコール入りの溶かしたペレットで強制給餌と保温を実施。撫でて腸にマッサージをしました。うんちが人のうんちの様に泥様です。毛球症の場合、うんちが小さくなったり、量が減ったり、毛で連結したうんちが出たりします。しかし今回のうんちはなんだか変です。毛球症以外のことも想定しなければと思いました。
2日目、発症した日は動物病院がお休みだったので、2日目に受診しました。うんちの中を顕微鏡でチェックしました。食べ物を食べずに腸内活動が悪くなると、善玉菌よりも悪玉菌が増えてどんどん体調が悪くなるという仕組みを教えていただきました。食欲増進剤と整腸剤を処方され帰宅したのですが、帰ってきたらなんだか調子が良さそうです。薬を飲む前に快方の兆しが出てきました。ようやくですが、食欲と小さな小さなコロコロうんちが出始めました。
今までなら快方になってきたからOKって感じでしたが、今回のアドバイスを受け、整腸剤で腸内を整えるまで薬は与えようと思い、注射器で強制投薬しています。
生き物は体温調整などの生命活動にカロリーの7割を消費すると言われています。体温調整はとても体力を消耗するんです。うさぎの場合は季節の変わり目に換毛期と発情期が重なります。今年のように寒暖差が激しいと、体温を保つためにいつもより体力を消耗するので、お腹の中の毛を排出する機能が低下する原因になります。気温が高い場合はバテたり熱中症になったりすることがありますが、気温が低いと体温維持に体力が奪われるため、免疫が低下します。そうなると様々な病気にかかりやすくなるので、できるだけ温度は20度を切らないようにしてあげるのが大切だと思います。
みなさんのうさぎさんの体調はどうですか?もしうっ滞かなと感じた場合はご連絡いただければ対策をお伝えします。もちろん病院受診は必須ですよ。私たちがアドバイスできるのは保温方法だったり、強制給餌方法だったりです。
ブログを始めてから思ったのですが、定期的にうさぎに関する講習会を開催してみようかなと思うようになりました。うさ飼いさんのコミュニティも広がりますし、今よりもっとうさぎさんと仲良くなってほしいと思っています。強制給餌だったり、抱き方だったりをご自身のうさぎさんと実践してみましょうか♪まだあくまでも計画ですけどね^^
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